パパ活とは?始める前に知っておきたい実態・相場・やり方までリアルに解説

コロナの流行を気に一気に世間に浸透したパパ活という言葉。

一昔前は気軽に口にするのはタブーのような言葉でしたが、最近はやたらライトな感じでメディアやSNSで使われるようになりましたよね。

女の子

ちょっと前と最近で比較しても、パパ活の内容って変わってきてるような気がするけどどうなんだろう?最近のリアルな実情が知りたいな。

なぎさ先生

こちらの記事では、最近のパパ活に焦点を当て、「今のパパ活」のリアルについてわかりやすく解説していきます。

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目次

パパ活とは?意味・基本と始め方

パパ活と一言でいっても、人によってイメージがバラバラ。

最近はSNSで派手に稼いでる風の子もいれば、食事だけでゆるくやってる子もいたり、本当にさまざまです。

まずは「そもそもパパ活って何?」というところから、今のリアルなパパ活事情まで整理しておきましょう。

パパ活の意味と基本

パパ活は、簡単にいうと「経済的に余裕のある男性(いわゆるパパ)と、その支援を受けたい女性の関係性」のこと。

お金と引き換えに時間を共有する関係、と言うとわかりやすいかもしれません。

食事をしたり、お出かけをしたり、軽いデートを楽しんだり。

内容は人それぞれですが、あくまで二人の間で取り決めたお手当(=報酬)があるのがポイントです。

女の子

パパ活っていつごろからあるものなの?

なぎさ先生

元をたどれば、パパ活という言葉自体は2015年くらいに誕生したと言われています。
しかし経済的支援を前提とした男女の関係、というものはさらに前からあったので、意外と歴史は古いです。

昔はひっそりと限られた男女だけが行ってきたパパ活。

しかしここ数年でコロナ禍をきっかけにパパ活アプリや交際倶楽部が一気に増えたこともあり、誰でも気軽に始められるようになった分、パパ活人口も爆発的に増えました。

結果的に現代のパパ活は相場が下がったり、変な人に当たるリスクが高くなったりしていて、「やれば確実に稼げる」っていう時代ではなくなってきてるのがリアルです。

どうやって始める?パパ活のはじめ方と出会い方

今どきのパパ活は、アプリやマッチングサイトでのやり取りからスタートするのが基本。

よく使われているのは以下の方法です。

  • パパ活専用マッチングアプリ(ペイターズ、シュガーダディなど)
  • 一般的なマッチングアプリ(with、ティンダーなど)
  • SNS(TwitterやインスタのDMなど)
  • 交際クラブ(登録制・面接ありの紹介型)

アプリやSNSで始めるパパ活は手軽ですが、適当に登録してなんとなく始めると、変な人に引っかかることもあるので要注意です。

特に最近はパパ活したい子をだますために登録してるだけの男性も増えていて、初対面でいきなり会いたがるとか、報酬の話を濁す人はだいたい地雷です。

交際クラブ(交際倶楽部)はちょっと特別な仕組みになっていて、男性会員が紹介料を払って女性を指名し、スタッフが間に入ってセッティングするスタイル。

登録には面接があることが多く、20代〜30代の落ち着いた女性が好まれやすい傾向があります。

そのぶん報酬が高めで、最初から身バレ対策や安心感を重視したい人には向いています。

ただ、交際クラブはエリアが限られていたり、顔審査やマナーも求められることが多いので、気軽に始めたい人はアプリやSNSのほうが取り組みやすいかもしれません。

いずれにしても、なんとなくで始めると変な人にあたるリスクがあるのはどこも同じです。

お金の話を濁してくる、初対面でホテルに誘ってくる、プロフィールが雑すぎる――そういう男性は最初から避けた方がいいです。

ちゃんとした人に出会うためには、やり取りの段階で違和感がないか見極める力が大事になってきます。

どんな人がパパになりやすいの?

いわゆるパパになりやすいのは、40代〜50代くらいの、仕事でそこそこ成功していて経済的に余裕がある男性が中心です。

なぎさ先生

そもそもパパ活そのものが生まれた当時は、パパ活=富裕層の男性の遊びだったんです。

既婚者もいれば独身もいますが、どちらにしても「若い女性とゆったり話したい」「癒されたい」といった理由で始めている人が多い印象です。

中には「毎月いくらで定期的に会いたい」みたいな、いわゆる月契約(定期)を希望する人もいますが、そこまで行くには信頼関係を築く必要があります。

ただし最近は昔みたいに超お金持ちのオジサマだけがパパをやる時代ではなくなっていて、普通のサラリーマンや、中には全然お金に余裕がないような人までパパ活市場に入ってきているのが難点。

冷やかしや値切り、さらにはお金を渡さず逃げたり女性を騙す詐欺パパなども出没しているので気を付けなければなりません。

起訴状によると、被告人はマッチングアプリで自身を経営者と偽り、交際関係になれば資金援助すると約束して、その信用保証の名目として現金を騙し取った疑い。

同じような手口で、被害に遭った女性は5人。断続的ではあるが約2年に渡って犯行がおこなわれた。

引用:弁護士ドットコム【パパ活詐欺「交際してくれたら、毎月100万円あげます」 自称「年収2000万円」元バーテンダーが手を染めた犯行詳細】

パパ活と援助交際の違い

パパ活と援助交際って、なんとなく似たように思われがちなんですが、本来の形式で言えば中身も目的もまったく違います。

違いをしっかり理解しておかないと、自分の意図しない方向に話が進んでしまったり、最悪トラブルや違法行為に巻き込まれることもあります。

まずは下の表で、両者の違いを整理してみましょう。

比較ポイントパパ活援助交際
内容食事やデート(体の関係なしが前提)性行為が中心(通称:大人)
男性の目的若い子と過ごしたい、癒されたい、チヤホヤされたい素人の女性と安く性行為したい
女性の目的お金が欲しいけど体の関係はなし、ハイクラスな経験や人脈づくりお金が欲しい(体の関係ありき)
相場5,000円〜数万円(内容や関係性によって変動)本番ありで2〜3万円、本番なしだと5,000〜1万円前後
出会い方パパ活アプリ、マッチングアプリ、交際クラブ、SNSなど出会い系アプリ、掲示板、SNSなど
違法性性行為がなければ違法ではない基本的に性行為を伴うため違法(売春防止法に抵触)

こうして比べてみると、パパ活と援助交際はそもそも成り立ちからして別物だとわかります。

特に大事なのが「違法性」の部分。

パパ活は体の関係がなければ問題ないですが、援助交際は法律的にアウトです。

ただし!最近は、最初はパパ活のつもりでも、だんだん曖昧な関係になって援助交際とほぼ変わらなくなっていくケースも多いです。

なぎさ先生

最初に「本来の形式で言えば中身も目的もまったく違います。」といったのはここなんですよね…。

そうならないためにも、自分の中で明確な線引きをして、曖昧な条件では絶対に会わない、という姿勢を持っておくことが大切です。

中には最初から「大人〇〇円」なんて形でパパ活相手を探している男女がいますが、こうなるともはやパパ活じゃなくて援助交際です。
最初から大人の関係ありき=援助交際、そうでないのがパパ活、という認識でOKです。

パパ活の報酬相場とお手当の受け取り方

パパ活を始めようか迷っている子が、いちばん気になるのはやっぱり「いくらもらえるの?」ってところだと思います。

SNSでは「1回で5万もらった」とか「月契約で100万」なんて声も見かけますが、実際のところはかなり幅があります。

ここでは、パパ活のお手当相場や、どうやって受け取るのが安全かをまとめてみました。

パパ活の内容別お手当相場

パパ活は内容や関係性によってもらえる金額が大きく変わります。

あくまで目安になりますが、よくあるパターンはこんな感じです。

パパ活の内容相場(1回あたり)備考
顔合わせ(カフェ・お茶のみ)3,000円〜10,000円初回限定。
手当なしを提案されることもあるので注意!
食事デート(1〜2時間)5,000円〜15,000円夜ごはんやランチなど。
雰囲気次第で上乗せもあり。
半日デート(食事+買い物など)10,000円〜30,000円時間が長いぶん、相場も高め。
移動費込みの場合も…
大人の関係あり20,000円〜50,000円以上パパ活ではなく援助交際扱い。
違法リスクが高い領域。

高いお手当をもらっている子は、気に入られて定期的に会う関係を築いていたりする場合が多いです。

逆に「初めて会った人からデートだけで3万もらった」みたいな話は、かなりレアケースと思っておいた方がいいかもしれません。

なぎさ先生

なんせ今は富裕層じゃないパパがかなり多いので…。

最近はパパ活人口が増えてきたこともあり、相場はとにかく下がり傾向。

とくに顔合わせは「無料」と言ってくるパパも増えているので、そこはしっかり線を引いておく必要があります。

そして繰り返しますが、大人の関係、と言えば表現はマイルドですが、セックスをしてお金をもらうというのは売春行為になるため、法律に抵触するということは忘れてはいけません。

報酬のもらい方と注意したいこと

お手当の受け取り方は基本的に現金手渡しが多いです。

その場でもらうのがいちばん確実だし、余計なやり取りも減らせます。

ただ中には、「後で振り込むから」って言って逃げたり、「会ってから払う」と言いながら何も出さずに終わろうとする人も…。

実際、後払いトラブルはけっこう多いので、最初に必ず「当日手渡しでお願いしたいです」と伝えておくのが安全です。

また、受け取ったお金は必ず相手と一緒にいる場で確認するようにしてください。

封筒に入れた状態で受け取り、後から見たら新聞紙や偽札だったなんてパターンも実際に起こっています。

ちなみに、定期契約や長く続いてる相手の場合は、銀行振込やPayPayなどキャッシュレスで受け取っている人もいます。

初対面で個人情報を渡すのはリスクもあるので、口座やSNS連携は慎重に考えた方がいいですよ!

パパ活のメリット・デメリット

パパ活は楽して稼げる!と思われがちですが、はっきり言ってそういう時代ではなくなりました。

ただ、実際にパパ活で稼ぐ分にはメリットもありますので、最後にパパ活のメリット・デメリットをまとめて紹介していきます。

パパ活のメリット

  • 短時間でまとまったお金を得やすい
  • 学業や仕事と両立しやすい
  • 普通に生活してたら出会えない層と関われる
  • 自分磨きや経験値が上がることも

パパ活のメリットとしていちばん大きいのは、やっぱり短時間でお手当がもらえること。

普通にバイトしてたら半日かかるような金額が、1〜2時間の食事で手に入るって考えたら、効率の良さはかなり魅力です。

しかもパパ活は出勤義務があるわけじゃないので、自分のペースで動けるのも続けやすい理由のひとつ。

実際副業感覚でやっている子も多いです。

それに、普段なら関わらないような年上の男性と話すことで、考え方が広がったり、自分磨きの意識が高まったりすることもあります。

パパによっては、身だしなみや言葉遣いを褒めてくれたり、社会経験を話してくれたりして、ちょっとした人生勉強になることもゼロではありません。

パパ活のデメリット

  • 体目的の男性に当たることもある
  • 精神的な疲れ
  • 価値観が合わないとすぐ関係が切れる
  • トラブルにつながりやすい

パパ活にはメリットもありますが、いいことばかりではないのも事実。

とくに最近は体目的の男性もかなり増えていて、最初は食事だけと言っていたのにいきなりホテルに誘われるなんて話も珍しくありません。

それも含めた精神的な疲れはパパ活における大きなデメリットですね…。

最近は詐欺パパに騙されるパターンやマナーもモラルもない男性によって傷つけられる女性も少なくありません。

パパ側は「お金を出してるんだから何をしてもいい」と勘違いしてる人も一部いるので、自分のスタンスや距離感を最初にきっちり伝える勇気も必要です。

また、ちょっとでも合わないとすぐ切られたり、連絡が急にこなくなることもあるので、そこに過剰な期待をしないことも大事。

これらが、パパ活という誰も守ってくれない個人で行う稼ぎ方のマイナス面です。

まとめ:パパ活はうまくやれば稼げる!でも今のパパ活は甘くない

パパ活は、自分のペースで動けて、短時間でまとまったお金がもらえるという点では、たしかに魅力的です。

食事やおしゃべりだけで報酬がもらえるなら、効率の良さはバイトとは比べものになりません。

ただ、最近は始める女性が一気に増えて、正直言ってパパの数が追いついていないのが現状。

そのぶん、相場が下がったり、条件が厳しくなったり、最初からだますつもりの男性が紛れていたり、値切られたり「楽して稼げる」というほど甘い世界ではなくなってきています。

流されて後悔する前に、知識と判断力を持って、うまくパパ活と付き合っていくことが何より大事です。

我慢して割り切るんじゃなく選ぶパパ活を意識して、あなたらしく、無理のないやり方を見つけてください。

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なぎさ先生

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女の子

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この記事を書いた人

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